湿気やシロアリに強いハウスメーカーはどこなのか?

湿気やシロアリに強いハウスメーカーはどこなのか?

これから家を建てようとしている人向けに、湿気やシロアリに強いハウスメーカーについて解説します。

主に、高気密で高断熱住宅が得意なメーカーが、湿気やシロアリ対策でおすすめの業者になります。

業者によって特徴が異なるので、比較しながらチェックしてもらえばと思います。

湿気対策に強いハウスメーカー

湿気はカビやダニを発生させる原因となり、健康被害をもたらすだけでなく、建物の構造体を腐らせたり傷めてしまうことで、家の寿命を大幅に縮めてしまう恐れがあります。

ここでは湿気対策に優れているハウスメーカーをピックアップして紹介します。

ミサワホーム

ミサワホームの家は結露が出にくい家として評判がありますが、その理由は以下の2つになります。

  • 含水率の低い木材を使用している
  • 湿気が発生しづらい構法にこだわっている

含水率が低い木材を使うのは、多くのハウスメーカーでも実践しているのですが、ミサワホームでは核となるパネル芯材では、含水率15%以下のものだけを使用と公言しています。

そして何より注目してしたいポイントが、ミサワホームの構法です。ミサワホームでは独自開発し、特許まで取っている「両面接着パネル構法」を採用しています。

この構法の優れている点は、「9層構造・二重防水工法」で万全の防水・防湿対策がなされているところです。

同じ木造でも軸組構法に比べ、ミサワホームが採用しているパネル構法は気密度が高く、湿気対策に適した構法になっています。

ミサワホーム「耐久性(防水・防湿)」

出典:https://www.misawa.co.jp/kodate/technology/mokusitu/safety/taikyu1/

ミサワホームの坪単価と口コミ評判はこちら

大和ハウス

「天井が高い家」のキャッチフレーズで人気の大和ハウスですが、湿気対策にも配慮をしています。

主力商品でもあるxevoΣ(ジーヴォシグマ)などで標準採用している「外張り断熱通気外壁」が湿気対策に優れています。

大和ハウス「テクノロジー・防湿性」

出典:https://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/technology/sigma/persistence/moistureproof.html

この「外張り断熱通気外壁」には二重の湿気対策が施されており、屋内からの湿気は「防湿シート」で木材がある壁内への侵入をシャットアウト。

もし壁内部に湿気が侵入しても通気層部分から外部へ排出する構造になっているのです。

そしてもう1つ、外壁に近い部分に「断熱ライン」をつくることで、構造部分が冷えづらく、結露発生を大幅に軽減する役割になっています。

一般的に「防水効果」を高くすれば、家の「通気・換気性能」が悪くなるのは当然のことです。

しかし大和ハウスでは、高い自社基準を設け、実際に防水テストを繰り返すことで、「防水」「通気・換気」のどちらも犠牲にすることなく、湿気や結露に強い住宅づくりに取り組んでいます。

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ユニバーサルホーム

ローコスト住宅のなかで、湿気に強いハウスメーカーをあげるなら、地熱床システムを採用しているユニバーサルホームになります。

湿気の多くは地中から発生し、床下を通して建物内に侵入してきます。

しかし、ユニバーサルホームでは地熱床システムを採用しており、床下はコンクリートで完全に覆われた密封構造になっています。

これにより外部からの湿気を遮断し、湿気の発生を抑えることができる仕組みになっています。

ユニバーサルホーム「床下の湿気を遮断」

出典:https://www.universalhome.co.jp/technology/geothermal_floor/04.html 

ユニバーサルホームの坪単価と口コミ評判はこちら

 

ここまではハウスメーカー別に湿気に強い家を紹介してきましたが、自然素材を使用している家も湿気対策にはおすすめです。

自然素材の家というのは、珪藻土や漆喰の壁、無垢材のフローリングなど、自然素材を積極的に使用している住宅のことです。

自然素材の家といえば、ホルムアルデヒトなどの有害な物質が含まれていないことで、シックハウスやアレルギーに強い家というイメージが先行しています。

しかし、木が呼吸しているという話しでもわかるように、珪藻土や無垢の木材には、私たち人間の皮膚呼吸と同じような働きをする機能があり、それらの働きにより室内の湿度や湿気を調整することができるのです。

自然素材にこだわったマイホームを考えているのであれば、「LIFULL HOME'S」というサイトで、自然素材にこだわった住宅会社を地域ごとにカタログ請求できるサービスがあります。

カタログは無料で取り寄せることができる便利なサイトなので、業者を選ぶ際の参考にしてみてください。

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シロアリに強いハウスメーカー

シロアリ被害を防ぎたいのであれば、木造ではなく鉄骨造の住宅を建てれば良いと考えている人が多いようですが、これは間違った知識です。

残念ながらシロアリはガラスと陶器以外は何でも食べてしまう性質があります。

鉄骨より木材のほうが柔らかいので、鉄骨住宅に比べ木造住宅のほうが被害に合いやすい傾向にあるだけです。

ですので、木造や鉄骨に関係なく、マイホームづくりではシロアリ対策は必要不可欠です。

余談ですが、これまでシロアリは寒さに弱いということもあり、北海道ではシロアリ被害は起きないと言われていましたが、昨今では札幌や函館においてシロアリの被害報告が増加しています。

一条工務店

一条工務店はシロアリに強い家が特徴ですが、理由は「加圧注入処理」を施した木材を使用していることにあります。

通常はシロアリ対策の薬剤を木材部分に塗布するのですが、加圧注入は特殊な機材を使用し防蟻薬剤を木材に浸透させる方法です。

そのため防蟻薬剤の効果を塗布に比べ、長く継続させることができます。

一条工務店「加圧注入防腐防蟻処理」

出典:http://www.ichijo.co.jp/technology/d_durability/protective/index.html

このように防蟻薬剤が注入されていることで、一条工務店の木材は緑っぽい色をしているのが特徴です。

これは公園などで良く見かけるブランコやシーソーも同じように緑っぽい色をしていますよね?

実はそれらの木材にも同じように、加圧注入により防腐・防蟻対策の薬剤が使用されているからです。

一条工務店の坪単価と口コミ評判はこちら

三井ホーム

三井ホームの外壁には自社で独自開発した「BSウォール」が使用されています。このBSウォールが高い調湿機能を備えており、湿気対策でも高く評価されています。

三井ホーム「耐久性」

出典:http://www.mitsuihome.co.jp/home/technology/strength/taikyuu/

湿気に強い家であればシロアリ被害の対策としても有効ですが、湿気対策だけでなく直接的なシロアリ対策も行っています。

実際に三井ホームの公式サイトでは、「2006年以降シロアリ被害ゼロ」を宣言しています。

ここまで明確にホームページで公言できるのも、しっかりとした調査を実施しており正確な裏づけがあるからのことでしょう。

主なシロアリ対策としては、床下全面を防蟻シートで覆い、柱には加圧注入を施しています。

三井ホーム「耐久性」

出典:http://www.mitsuihome.co.jp/home/technology/strength/taikyuu/

三井ホームの坪単価と口コミ評判はこちら

スウェーデンハウス

スウェーデンハウスの特徴は、日本国内の住宅メーカーで唯一「ホウ酸」を使用していることです。

国内のシロアリ対策薬剤としては「農薬系薬剤」を使うことが一般的なのですが、米国・北欧・カナダ・オーストラリアなどでは、シロアリ対策にホウ酸を使用するのが主流です。

スウェーデンハウス「シロアリに強い家」

出典:https://www.swedenhouse.co.jp/technology/endurance/ 

スウェーデンハウスがホウ酸を使用する理由は、まず何より人体に無害であること。

そしてシロアリ予防だけでなく、木材を腐らせる原因でもある「木材腐朽菌」が嫌う成分も含まれているからです。

しかも使用する場所によって、処理方法を使い分けています。

スウェーデンハウス「シロアリに強い家」

出典:https://www.swedenhouse.co.jp/technology/endurance/ 

  1. 胴縁【加圧注入処理】
  2. 外部構造用合板【ホウ酸処理】
  3. 外壁たて枠・下枠【ホウ酸処理】
  4. 床根太【加圧注入処理(JAS K3相当)】
  5. 土台【加圧注入処理(JAS K3相当)】
  6. 床下通気
  7. 基礎内部【防蟻土壌処理】
  8. 壁体内通気

スウェーデンハウスの坪単価と口コミ評判はこちら

家づくりのポイント

シロアリ、ダニ、カビを発生させない家作りをするためには、以下のような点に気をつけておきましょう。

  • 通気性を良くするために間取りをよく考える
  • 結露が発生しないように断熱方法を考える
  • 結露対策として窓ガラスやサッシに気を遣う
  • シロアリの発生を抑えるために防蟻対策をしっかりとやる
  • 布基礎よりもベタ基礎で地面からの湿気を防ぐ

このように様々な留意点がありますが、難しく考える必要はありません。

上記の例も全てそうなのですが、シロアリ、ダニ、カビを発生させる最大の要因はすべて「湿気」です。

通気性を良くするのも、空気が滞留して湿気を作らせないためですし、壁内結露なども湿気が大きく関係しています。

つまりシロアリ、ダニ、カビに強い家を作ろうと思ったら、湿気対策を第一に考えた家作りを心がけることです。

湿気メカニズム

ポイントは通気性と断熱

湿気や結露に注意するポイントは大きく2つ、窓周辺と壁内です。

窓ガラスの周辺に結露が発生するのは見たことがあると思いますが、、実は壁の内部にも結露は発生しやすくこれを「壁内結露」といいます。

壁の内部は断熱材でギッシリと覆われている状態です。熱を逃がさないための断熱材なのですから、当然そこは大きな温度差が発生しやすい場所でもあります。

とくに充填断熱に使用される繊維系の断熱材というのは、湿気を蓄えやすい特徴があり、夏は冷房、冬は暖房というように一年を通して常に室内と室外の温度差が生まれやすく、壁の中は結露が発生しやすい状態になっています。

その結果、湿気が滞留してカビを大量発生させます。それが押入れ内などにカビを発生させる原因になります。そして湿気を含んだ押し入れ内の布団や壁紙からダニが発生するというメカニズムです。

壁内結露が起こり、断熱材をカビだらけにしている写真がこちらになります。

結露による被害の様子

出典:http://showaalumi.net/45/139/

湿気や結露に強い家を建てる

湿気や結露に強い家づくりのポイントをまとめるなら、このようになります。

  1. 通気性を良くすることで、カビやダニの発生しやすい場所(湿気がこもる場所)をなくす間取りにする。
  2. 壁内結露が発生しない断熱方法を採用する(充填断熱よりも外張り断熱の方が壁内結露対策には強い)
  3. 結露が発生しやすい窓ガラスまわりは、結露対策に優れている「樹脂サッシ」や「Low-E複層ガラス」を採用する
  4. シロアリのエサとなる柱を守るためには、結露やカビで腐食させない家作りが大事。その上でより優れた防蟻対策をしているハウスメーカーを選ぶ
  5. 地表からの湿気を防ぐためには、布基礎よりもベタ基礎が効果大。ベタ基礎まで標準仕様になっているハウスメーカーを優先的に選ぶ

まとめ

湿気やシロアリ対策は、各ハウスメーカー独自にさまざまな方法を採り入れています。今回紹介したのは、その一部に過ぎません。

なるべく多くのハウスメーカーの話を聞いたり、カタログ請求をするなどして、比較検討することが大事です。

1社でも多くのハウスメーカーの話を聞けば、それだけ湿気やシロアリに対する知識が蓄積され、決してそれは無駄にはなりません。

湿気・シロアリ対策は、注文住宅づくりにおいて、一番時間を掛けて検討するべきポイントの1つでもあります。

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