和風住宅を建てる際の坪単価や注意点を洋風住宅と比較

和風住宅を建てる際の坪単価や注意点を洋風住宅と比較

洋風住宅と和風住宅どちらにするか悩んでいる人が気になるのは、両者の坪単価ではないでしょうか?

「外観だけ和風っぽい家であれば、坪単価はあまり変わりませんが、内装まで完璧に和風にこだわるのであれば割高になります。」というのが坪単価に対する答えです。

それでは、和風住宅と洋風住宅を比較しながら、坪単価について解説していきます。

【目次】和風住宅を建てる際の坪単価や注意点
  1. 和風と洋風の定義は?
  2. 和風住宅と洋風住宅の違い
    1. 坪単価の違いは?
    2. 建築士や大工に依頼した場合の坪単価は?
  3. 和風住宅を建てる際のハウスメーカー選び
    1. 営業マンをチェックする
    2. 標準仕様とオプション仕様に注意
  4. まとめ

和風と洋風の定義は?

まずはこちらの写真をご覧ください。

スマイルパートナー
出典:
http://www.iecoco-smilepartner.com/topics_detail2/id=616

田村建設
出典:
http://www.tamura-kensetsu.com/03sakuhin/01_1wahuu/02_1wamodern/03_1tyuumon/post_86.html

一般的に上の写真が和風住宅、下の写真が洋風住宅です。
それでは、次の写真の家は洋風でしょうか、それとも和風でしょうか。

北のブランド
出典:
http://www.sapporo-cci.or.jp/north-brand/food/detail.php?pid=99871946132

きっと意見は分かれると思いますが、なかには「和洋折衷」だと考える人もいるかもしれません。厳密にいえば、今は和風住宅と洋風住宅に明確な線引きはありません。こうなっているから洋風住宅、こうなっているから和風住宅という規則もありません。

あくまでも依頼する人、そして請け負う会社側の勝手な解釈に過ぎません。そのような理由から和「風」、洋「風」という言い方をしているのです。

それでは一般的な和風住宅と洋風住宅という解釈で、それぞれの特色について話を進めていきたいと思います。

和風住宅と洋風住宅の違い

一般的な解釈であれば、このような違いで、和風と洋風に分けている人が多いのではないでしょうか。

和風住宅 洋風住宅
玄関 引き戸 ドア
屋根 日本瓦 ストレート
部屋 和室 洋室
構造 木造住宅 軽量鉄骨や2×4住宅
外壁 漆喰やモルタル ガルバリウムやレンガ風
その他 縁側がある テラスがある

ですがここで取り上げている和風と洋風の違いも、必ずこうあるべきというものはありません。和室があって瓦屋根でも洋風の家はありますし、最近はガルバリウム鋼板を外壁に使っている和風住宅もあります。

このように和風住宅、洋風住宅の定義は本当に曖昧ですし、どこを調べても答えはみつかりません。

坪単価の違いは?

ここでまた別の写真をみてください。
大場建築1
大場建築2
出典:
http://teru.hamazo.tv/e6188045.html

この2つの住宅なのですが、これを建てた建築会社によれば、構造や内装はほぼ同じ仕様だということです。外観の仕上げ方を変えただけで、ここまで異なる雰囲気の住宅になります。

つまり構造や内装はほぼ同じ仕様なので、坪単価はほとんど変わらないことになります。ただ屋根を瓦にする場合、和風に見える住宅の方が割高になっている場合があります。

このことから、ほとんどのハウスメーカーは「和風住宅なら坪単価○○万円、洋風住宅なら坪単価○○万円」という決め方はしていません。

「和室や床の間をつくるなら別途○○追加、瓦を乗せるなら追加○○万円ほど掛かります」というように、標準仕様から追加オプションの料金を加算していく方式になっています。

冒頭で触れた、「外観だけ和風っぽい家であれば、坪単価はあまり変わりませんが、内装まで完璧に和風にこだわるのであれば割高になります。」というのはこのためです。

そういった点を踏まえて最終的な建築費を比較すると、多くのハウスメーカーでは和風住宅の方が洋風住宅よりも1割から2割くらい割高になっていることが多い傾向にあります。坪単価で5万円~10万円くらい上乗せして考えておくようにしてください。

洋風住宅で坪単価50万円×40坪=2,000万円の場合だと、和風住宅なら、坪単価55万円×40坪=2,200万円(1割ほど割高)ということです。

ただし、上記の数字はハウスメーカーによって異なります。なるべく坪単価を抑えるためには、複数のハウスメーカーを比較して検討するようにしてください。

建築士や大工に依頼した場合の坪単価は?

これまでの話は、ハウスメーカーで和風住宅を依頼した場合です。これが建築士や大工に依頼して和風住宅を建てるとなれば、さらに高額な建築費になる可能性があります。

和風住宅では、家の中の柱や梁を隠さないで表面に出します。これを化粧柱といいますが、表面に見える形にするので、集合材を使わずに無垢の柱にこだわる人が多いです。そうすると当然木材費も高額になります。

床の間に使用する床柱は、1本で数百万円することも珍しくありません。それに真壁などの職人への依頼も高額な出費になりがちです。このように和風住宅は、少しでもこだわりの材質を使おうと思えば一気に金額が跳ね上がるケースがあります。

建築士や大工に依頼するときは、しっかりと費用面の打ち合わせをしておくことも大事です。

1つ例をあげると、この濡れ縁とウッドデッキでは、価格がかなり違います。和風住宅にあるのが濡れ縁で、洋風住宅の庭先にあるのがウッドデッキです。言い方の問題だけで、細かい決まりなどはありません。それでは、なぜこの2つに価格の差が生じるのでしょうか。

理由は簡単です。濡れ縁を作るのは大工の場合が多く、ウッドデッキの場合は、工場で規格化されたものを現場で組み建てるケースが多いからです。

極端な話ですがウッドデッキだったら10万円くらいですむのに、大工に作ってもらったら30万円かかるなんてケースもあります。これもやはり職人の技術料であり、こだわりの材質を使用することなどが高くなる要因だと考えられます。

和風住宅を建てる際のハウスメーカー選び

和風住宅を検討しているのであれば、ハウスメーカー選びのコツは以下の2つです。

  1. 営業マンをチェックする
  2. 標準仕様とオプション仕様に注意

営業マンをチェックする

洋風住宅を建てる人が多いため、注文住宅会社の営業マンでも和風住宅に関する知識の無い人が多くなっています。

営業マンは1年にだいたい3~5棟くらいの契約するのが一般的ですが、和風住宅の契約となると3年に1度くらい間隔が空いてしまうケースもあります。

つまり入社5年くらいの営業マンでも、和風住宅を手がけたのは1回しかないという人も珍しくありません。設計士も同じです。その住宅会社の設計士が27歳前後で中堅だとしても、和風住宅を扱ったケースはわずかなケースが多いです。

和風住宅の設計やプランニングが特別難しいということはありませんが、やはり経験豊富なベテランの方が何かと心強いのは言うまでもありません。

標準仕様とオプション仕様に注意

ハウスメーカーによって、坪単価に含まれている標準仕様の範囲は異なります。和室が標準仕様の会社もあれば、オプションになっている場合もあります。和室の押入れを1つ作ることでさえも、オプションになっているハウスメーカーもあります。

そのようなハウスメーカーで、純和風の戸建て住宅を建てるとなれば、予想以上のオプション費用が発生する恐れがあります。そのため、どこまで標準仕様で対応できるかを比較して、ハウスメーカー選びをするようにしてください。

まとめ

和風住宅を希望する場合、洋風住宅よりも割高になるケースが多く、金額にすると建築費の1割~2割くらいはアップすると思っていた方が無難です。

ただし外観だけを和風にしたいのであれば、そこまで高額にならないケースもあります。それは屋根瓦などが標準仕様となっている場合です。そのためハウスメーカーを選ぶ際には、どこまでが標準仕様で対応できるのかを細かく確認しておく必要があります。

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ハウスメーカーによっては、和室の押入れを1つ作るだけでもオプション料金になってしまうケースもあるので、坪単価だけに惑わされないようにすることが大切です。

最終的に洋風住宅にするのか、和風住宅にするのかは個人の好みによる部分は大きくなります。長く住む家なので自分達にとってどちらがよいのかということをしっかり考えて選択をしましょう。

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