今人気のローコスト住宅の注意点と各ハウスメーカーの評判

今人気のローコスト住宅の注意点と各ハウスメーカーの評判

ローコスト住宅を検討している人向けに、家を建てる際のポイントを分かりやすく解説しています。理解しておかないと家作りで失敗するので注意してください。

ポイントの1つはハウスメーカー選びです。実際にローコスト住宅を建てた人の評判や口コミもまとめているので、ぜひ参考にしてください。

【目次】ローコスト住宅を建てる際のポイント
  1. ローコスト住宅の仕組み
    1. 経費を限界まで削っている
    2. 地域によって異なるローコスト住宅の価格
  2. ローコスト住宅が建てられるハウスメーカー
    1. タマホーム
    2. レオハウス
    3. アイフルホーム
    4. クレバリーホーム
    5. ユニバーサルホーム
    6. アエラホーム
    7. アイダ設計
    8. エースホーム
    9. ロイヤルハウス
  3. ローコスト住宅で失敗しないための8つのポイント
    1. 建築価格の複雑さに注意
    2. 理想の間取りが実現できないこともある
    3. 構造以外の部材もチェックする
    4. ハウスメーカーによって得意分野が異なる
    5. 大工や職人もチェックする
    6. メンテナンスやアフター保証の注意点
    7. 大手のハウスメーカーの話も聞く
    8. ギリギリの予算を組まないこと
  4. ローコスト住宅まとめ

ローコスト住宅の仕組み

どうしてローコスト住宅は低予算で家を建てることができるのでしょうか?

質の悪い木材を使い、型遅れのキッチンやバスルームを大量購入しているから安いんだよという人がいますが、それは少し違います。

筆者が思うローコスト住宅の仕組みは、余分な費用をかけずに必要最低限な状態の家を建てることだと考えています。

経費を限界まで削っている

できるだけ安く家を建てるには、無駄な予算を掛けないことです。これは、家づくり以外にも宣伝広告費や人件費も該当します。

基本的にローコスト住宅のハウスメーカーはできるだけ広告費を削減しています。タマホームは例外ですが、テレビCMを流す場合でも地域限定にするケースが多いです。

各県では有名だけど、別の地域にいくと全く名前が知られていないハウスメーカーがほとんどです。

中国・四国地方の某ハウスメーカーの広告では、「768万円~」と書いてありました。これだけの低予算で新築住宅を建てているのですが、その地域以外の人は名前を聞いてもピンときません。

仮にこのメーカーが全国的にCMを流したら、広告費が膨らみ「768万円~」で家を建てることができなくなるでしょう。このように広告費を削ることで、ローコストを実現しています。

広告費を同じく人件費も削っています。プレカット木材を使ったり、絶対に必要なもの以外はオプションしたりするなどしてコストカットしています。

また業者との交渉にも工夫がみられます。一般的に家を建てるのに、仕入れ業者や外注業者などを含めると少なくても20社~30社ほどになります。

1社ごとに仕入れ値や請負価格の交渉をするだけでも人件費がかさんできます。そのため他のハウスメーカーと共同で大量仕入れを行い、建築費を下げる努力をしているところもあります。

つまりローコスト住宅だからといって、必ずしも質の悪い木材を使っているとか、型遅れの設備品を使っているという考えはあてはまらないので安心してください。

地域によって異なるローコスト住宅の価格

ローコスト住宅が誕生したコンセプトは「賃貸アパートの家賃並みでマイホームが持てる」ということでした。

アパートの家賃と言っても、同じ3LDKでも地域によってまちまちです。駅から徒歩5分圏内、築年数5年以内という条件なら家賃が55,000円という地域もあれば、家賃75,000円という地域もあります。

ちなみに55,000円の地域で、家賃並みでマイホームが持つ際の予算はどれくらいなのでしょうか?

住宅ローンの返済を毎月55,000円ずつにした場合、借入れ可能額は約1,800万円です。(※35年固定金利1.5%の場合)

土地購入に700万~800万円を使うと、建築費に充てることができる金額は多くて1,000万円になります。その他に外溝工事費や諸経費が20%程度かかるので、純粋に建築費として使えるのは約800万円しかありません。

つまり、家賃55,000円の地域で家賃並みでマイホームを持つには、800万円以下で家を建てる必要があります。

家賃75,000円の地域では、借入可能額は約2,550万円に増えるので、土地代に1,000万円と諸経費で20%使っても、建築費に使える額は1,200万円残っている計算になります。

このように地域によって価格が大きく変わってくることがありますので、ネットで700万円台のローコスト住宅があるからといって、必ずしも同じ価格帯で家が建てられるわけではありません。

その地域に見合った価格というのがあるので注意してください。

ローコスト住宅が建てられるハウスメーカー

ローコスト住宅は多数ありますが、その中でも人気のメーカーを紹介します。各社の価格帯だけでなく、性能や特徴も紹介しているので、ハウスメーカー選びの参考にしてください。

タマホーム

タマホーム

坪単価 25.8万円(実質35万~40万円)
構造・間取り 木造軸組工法
高気密・高断熱性能 ★★★☆☆
断熱材 壁/天井:グラスウール、床:ポリスチレンフォーム
耐震性能 耐震等級3
年間着工数 約10,000棟~11,000棟

タマホームで人気なのが「大安心の家」ですが、、他にも「元気の家」「木望の家」「木麗な家」などがあります。

「大安心の家」の家の価格は、口コミ情報によると36坪ほどで、1,600万円前後というのが多く見受けられます。坪単価に換算すると約44.4万円くらいです。

大手の積水ハウスや大和ハウスが坪単価65万円~70万円ほどになるので、そう考えると坪45万円前後でも十分にローコスト住宅だと言えるのでないでしょうか。

タマホームのおすすめポイント

タマホームのおすすめポイントは充実した標準仕様にあります。大手のハウスメーカーと比較すると物足りないと感じるかもしれませんが、オール電化仕様、ベタ基礎標準、最長60年保証となっており、豊富なバリエーションのマイホームを実現することができます。

実際にハウスメーカーに勤めていた経歴から知り合いに、低予算で家を建てようと思ってタマホームを検討しているけど実際どうなの?と尋ねられることがあります。

そんなときは、タマホームはローコスト住宅にしては、しっかりした造りになってるから悪くはないよと答えてますし、実際にそれでタマホームで家を建てた友人も数人います。

レオハウス

レオハウス

坪単価 25.8万円(実質36万~42万円)
構造・間取り 木造軸組工法、2×4工法
高気密・高断熱性能 ★★☆☆☆
断熱材 グラスウールor吹き付け(高発泡ウレタン)
耐震性能 耐震等級2
年間着工数 約1,700~1,800棟

レオハウスとタマホームは家そのものや装備などがよく似ています。

実は、この2社はもともと身内関係にありました。実質的にはレオハウスがタマホームのフランチャイズだったのですが、その後独立して今のレオハウスが誕生しています。

そのため家のスタイルだけでなく、営業方針や商品戦略なども似ています。

ダスキンなどを扱うナックの100%子会社ということで、経営基盤はしっかりしています。口コミなどみるとタマホームよりも柔軟に要望に応えてくれるので、注文住宅を建てた人の満足度は高いです。

低予算のローコスト住宅で家を建てたいが、できれば断熱性能や耐震性能はもっとアップしたいという考えの人にはおすすめのハウスメーカーです。

レオハウスのおすすめポイント

レオハウスの注目すべき点は、オリコン調べによる満足度調査の結果です。

2016年度の結果では総合順位はあまり高くないものの、女性満足度や見積りの正確さ部門で堂々の1位に選ばれています。このニュースは建築業界で大きく報じられているので、今年はさらに受注数を延ばすことが予測されます。

レオハウスで人気なのが「大人気の家」から派生した「大人気の家CoCo」です。

「大人気の家CoCo」では、基本装備からグレードアップしたい箇所だけを選ぶことができるようになっており、無駄なコストを省きながら、より住みやすい家を実現することができます。

このような点が女性からの支持を得ている理由ではないでしょうか。

アイフルホーム

アイフルホーム

坪単価 約38万円(実質47万~52万円)ネット限定20万円台
構造・間取り 木造軸組工法
高気密・高断熱性能 ★★☆☆☆
断熱材 グラスウール
耐震性能 耐震等級3相当(相当ということは等級2?)
年間着工数 約5,000棟

アイフルホームは株式会社LIXILが運営しています。フランチャイズ店は国内で250を超えており全国に営業拠点があり、日本国内では最大規模のハウスメーカーです。

アイフルホームはキッズデザイン賞を何度も受賞しており、コンセプトは「子供が暮らしやすい家」です。そのほかにも、子育てを終えた世代向けの平屋住宅「AYA【アヤ】」、完全ネット型販売を売りにしている超低価格住宅「i-Prime7」などが人気です。

ローコスト住宅の中では老舗で、販売実績もあります。

ただ、フランチャイズ展開なので、各地域にあるアイフルホームは地元工務店が名前を借りて営業しています。商品は統一されているのですが、メンテンナンスやアフター保証の対応で差がでることが多い、という口コミが多いです。

フランチャイズの注意点は、万が一地盤沈下や欠陥住宅が判明しても、保証義務を果たすのはアイフルホーム本社ではなく、契約を交わしているフランチャイズ店にあるということです。

いろいろ柔軟に対応できますが、リスクも背負っていることを忘れないでおきましょう。

フランチャイズ化しているローコスト住宅メーカーはアイフルホームだけではありません。クレバリーホームやユニバーサルホームなども同じくフランチャイズ化しているローコスト住宅業者です。

アイフルホームのおすすめポイント

アイフルホームのおすすめポイントは、母体が住宅設備に特化している株式会社LIXILだということでしょう。そのためキッチンやバス・トイレなどの住宅設備関係は、どこのハウスメーカーにも負けない価格で仕入れることができます。

アイフルホームで注目なのが、完全ネット限定販売を謳っている「i-Prime7」です。

ネット限定として販売することで、人件費や展示場などの維持費を大幅にカットすることができ、価格は700万円台~となっています。間取りプランや外観のデザインなど、すべて自分で決めるシステムになっており、地元の営業マンが訪問することも一切ありません。

わからないことがあっても展示場などで相談するのではなく、すべてネットの専用窓口で相談しながら家作りを進めていくことになりますので、ある程度の知識が必要となります。

その反面、自分のペースでゆっくり納得のいく家作りができます。できるだけ安く自分のペースで家を建てたい人におすすめです。

クレバリーホーム

クレバリーホーム

坪単価 約40万円※公表なし(実質45万~50万円)
構造・間取り 木造軸組工法
高気密・高断熱性能 ★★★☆☆
断熱材 壁/天井:ロックウール、床:ポリスチレンフォーム
耐震性能 耐震等級1 ※公式HPでは確認できないが口コミ情報あり
年間着工数 約1,700~1,800棟

クレバリーホームは営業拠点を全国に置いているので、知名度も高いと思います。経営スタイルは、アイフルホームやと同様にフランチャイズ制です。

そのためクレバリーホームという看板を掲げていても、実際に営業しているのは地元の工務店だと思ってください。

フランチャイズ制で心配なのが、アフター保証やメンテナンスの面ではないでしょうか。そこに不安を感じている人も多いはずなので、検討する際にはしっかりと説明を受けるようにしましょう。

クレバリーホームのおすすめポイント

クレバリーホームの特徴といえば、やはり標準仕様で総タイル張りに対応していることです。

タイル張りといえば一条工務店などが有名ですが、すべての商品を標準仕様としているのは、クレバリーホームの他にあまり聞いたことがありません。普通総タイル張りの外観にすると、オプション費として200万円ほど掛かります。

そしてもう1点、女性の支持を増やしている要因となっているのが、現役主婦からのアンケートを元に開発されたシュフレ(shufule)という商品です。子育てや家事動線に最大限配慮しているので、女性に人気のハウスメーカーの1つです。

ユニバーサルホーム

ユニバーサルホーム

坪単価 約38万円※公表なし(実質42万~48万円)
構造・間取り 木造軸組工法
高気密・高断熱性能 ★★★☆☆
断熱材 吹付硬質ウレタンフォーム
耐震性能 耐震等級2? ※耐震等級3相当という説明が多いらしい
年間着工数 約1,900~2,000棟

フランチャイズ制の3大ローコスト住宅として知られるのが、アイフルホーム、クレバリーホーム、そしてユニバーサルホームです。年間の着工数ではアイフルホームが一歩抜けており、それをクレバリーとユニバーサルホームが追うという形です。

やはりどうしても心配になるのが、アイフルホームでもクレバリーホームでも書いていますが、フランチャイズ制の企業という点です。アフター保証やメンテナンスの面で不安が残ります。

そこが気にならないという方であれば、検討できるローコスト住宅だと思います。実際フランチャイズ制の大手3社の中では最終見積もりが一番低かったという声を聞くことも多く、価格重視の人は検討する価値は十分にあると思います。

ユニバーサルホームのおすすめポイント

最大の特徴は自社で独自開発した「地熱床システム」でしょう。地熱を利用する暖房システムなので、光熱費を最小限に抑えることができ、さらには地震対策にもなるのですから、とても魅力的なシステムだと思います。

実際にユニバーサルホームを選んだ人の多くが「地熱床システムに魅力を感じたから」と答えています。

地熱床システムとは・・
地面と床下に砂利を敷き詰め密閉し、その上をコンクリートで仕上げた工法ですので、丈夫な基礎ができ、外部からの振動、騒音なども吸収し分散するクッション的な役割にもなります。自然エネルギーを活用しながら、万がーの災害から家族を守る工法です。

アエラホーム

アエラホーム

坪単価 29.2万円(実質37万~42万円)
構造・間取り 木造軸組工法
高気密・高断熱性能 ★★☆☆☆
断熱材 壁/天井/床:グラスウール
耐震性能 耐震等級2
年間着工数 推定500~700棟

関東を中心に営業展開しているローコスト住宅でしたが、今は東北から九州にまで営業拠点を広げるようになりました。

長期優良住宅基準をクリアする注文住宅でありながら、坪単価20万円台という超ローコストでマイホームを建てることができると人気です。もちろん自由設計の注文住宅に対応してくれます。

複数ある商品の中でも、コスパスという商品が一番低価格となっています。コスパスの坪単価は30万円前後という口コミが多くみられますが、最終的な見積もりを見ると、坪単価換算で37万円~42万円くらいになったという事例が多く見られました。

アエラホームのおすすめポイント

アエラホームは超ローコストの注文住宅を宣伝文句にしていることから、タマホームなどと比較検討する人が多いようです。

タマホームも同じ木造軸組なので、似たような注文住宅だと感じるかもしれませんが、アエラホームの特徴は、建物全体をすっぽりと包む「外張り断熱システム」です。そのため高い機密性を確保することができ、高気密・高断熱住宅を希望する人に選ばれるローコスト住宅だと言えるでしょう。

家全体をアルミ箔ですっぽりと覆うシステムなので、断熱性能だけでなく、シックハウスなどにも強い家として、健康志向が高い人からの支持も得ています。

ローコストの高気密・高断熱住宅を希望する人であれば、ぜひ検討しておきたい1社だと思います。

アイダ設計

アイダ設計

坪単価 約32万円(実質35万~40万円)
構造・間取り 木造軸組工法
高気密・高断熱性能 ★★☆☆☆
断熱材 グラスウール
耐震性能 耐震等級2?※公式HPでは確認できない
年間着工数 約2,700棟

555万円や888万円という超ローコスト住宅で知名度を上げたアイダ設計ですが、現在は以前のように大々的に価格の公表はあまりしていません。それでも有名芸能人を使ったテレビCMなでの影響もあり、超ローコスト住宅としては高い知名度があります。

アイダ設計の555万円は15.25坪、888万円は28坪の間取りだったので、坪単価に換算すると32万円前後であることがわかります。15.25坪といえば賃貸の1LDK相当しかない広さなので、ファミリーで住むにはかなり厳しい間取りだといえます。

ただ888万円の28坪となれば、4人家族でも住める広さなので、付帯設備費としてプラス500万円掛かったとしても、総額1,500万円以内でおさまる可能性が高いでしょう。

アイダ設計のおすすめポイント

最近のローコスト住宅と言えば、手狭な間取りを提案する会社も多いのですが、アイダ設計では二世帯住宅やZEH仕様の家にも対応してくれます。

ただ高気密・高断熱住宅や理想の間取りにこだわりたいのであれば、低価格のブラボースタンダードではなく、グレードが高い商品を選ぶことをおすすめします。グレードを上げても、そもそもローコスト仕様なので、そこまで金額が高くなることはありません。

ローコスト住宅として知られているハウスメーカーの多くがフランチャイズ制での経営なのに対し、アイダ設計は自社販売なので、他のローコスト住宅より安心できるのではないでしょうか。フランチャイズ制に不安を感じている人は、検討しておきたい1社だと思います。

エースホーム

エースホーム

坪単価 約40万円(実質48万~55万円)
構造・間取り 木造軸組工法
高気密・高断熱性能 ★★★★☆
断熱材 壁/天井:ロックウール、床:ポリスチレンフォーム
耐震性能 耐震等級3
年間着工数 約500~600棟

エースホームは、ヤマダエスバイエルと住宅設備メーカーのLIXILが共同出資をして設立したフランチャイズ系のハウスメーカーです。ただ今回紹介しているローコスト住宅の中では、比較的高い部類に入るので、ローコスト住宅というイメージはないかもしれません。

ちょっと割高なイメージを持たれるかもしれませんが、それに見合うだけの性能を備えた家であることは間違いありません。

耐震等級3を獲得し、商品ラインナップもかなり充実しています。会社としてはローコスト住宅ではなく、大手のハウスメーカーと対等できるような企業を目指しているのかなというイメージを受けます。

エースホームのおすすめポイント

ヤマダエスバイエルといえば最近新聞の折込チラシやヤマダ電機店頭で目にする機会も増えているのではないでしょうか。しかし以前は、住宅業界でしか知られていないハウスメーカーでした。

そこに住宅設備が得意のLIXILが共同出資しているのですから、構造面や住宅設備面でも魅力的な商品を打ち出せるのは当然といえば当然です。

あとはどれだけ価格を抑えることができるか?が問題なのでしょうが、今のところはそこまで低価格というイメージはありません。ですが価格以上の家を建ててくれると評判なので、費用対効果が高い家だと言えるのではないでしょうか。

ロイヤルハウス

ロイヤルハウス

坪単価 約36万円(実質46万~52万円)
構造・間取り 木造軸組工法
高気密・高断熱性能 ★★★☆☆
断熱材 グラスウール
耐震性能 耐震等級2?※※公式HPでは確認できない
年間着工数 約1,100棟

ロイヤルハウスも北海道から沖縄まで100社以上の加盟店を持つフランチャイズ制の住宅会社です。よく言えば地域密着型工務店寄りだと思いますが、悪くいえば他のフランチャイズ系と同じように、アフター保証やメンテナンスの面での不安を払拭することができません。

ただ万が一の場合は、母体であるロイヤルハウスが建物の完成まで責任もって保証してくれる「ロイヤルハウス住宅完成保証制度」が付いています。しかしこの制度は完成までの責任保証であり、地盤沈下による建物の傾きや欠陥住宅に対する保証とは違います。

ロイヤルハウスのおすすめポイント

住宅会社とフランチャイズ系の良いところを融合させたローコスト住宅というイメージです。独自のフランチャイズシステムを確立させ、これまで不安視されていたアフター保証やメンテナンスにも、独自のシステムを上手く取り入れています。

ローコストながら丈夫でじっかりとした家を建ててくれるという口コミが多数あることから、高性能な注文住宅を低コストでと考えている人には検討しておきたいハウスメーカーの1社だと思います。

またコスト的には少しあがりますが、「SSS構法」は住宅性能表示7項目においてすべて最高等級をクリアしており、人気の商品となっています。

ローコスト住宅で失敗しないための8つのポイント

以前働いていたハウスメーカーは、ローコスト住宅ではなくハイコストと言われる大手のメーカーでした。その時の経験からローコスト住宅を建てるときに注意しておきたいポイントを8つを紹介します。

建築価格の複雑さに注意

ローコスト住宅では必ずと言っていいほど、建築価格が複雑になっています。理由は普通なら標準仕様であろう部分まで、オプション設定になってることが多いからです。

例えば和室1部屋を作るのもオプションになっていたり、コンセントの数を1つ増やすだけでもオプション料金を取られることもあります。

さらに、坪単価の計算方法もハウスメーカーによって異なります。有名なのはタマホームの計算方法です。通常なら、

「建築費用=坪単価×述べ床面積」

という計算をするのが一般的なのですが、タマホームの場合は、

「建築費用=坪単価×施工床面積」

という計算で算出されています。

述べ床面積とは
家の1階や2階の床面積の合計

施工床面積とは
実際に施工した部分の面積(玄関ポーチやベランダ、吹き抜け部分などまで含めた面積)

35坪くらいの家だと述べ床と施工床は3坪から5坪ほど違ってきますし、45坪以上の家になれば7坪から10坪違ってくることもあります。

坪単価の算出方法に明確な規則はありませんので、述べ床で算出しようが施工床で算出しようがハウスメーカーが自由に決めらます。

ハウスメーカーは少しでも坪単価を安くみせようとするので、比較する際は注意してください。

理想の間取りが実現できないこともある

ローコスト住宅には、ある程度間取りが決まっている規格型住宅と、間取りを自由に決めることができる注文住宅があります。注文住宅と謳っていながら、実際は間取りの制限が厳しく、まるで規格型住宅のような家を販売しているメーカーもあります。

基本的に規格型住宅の方が、工場で決まった部材を大量生産することができるためコストは抑えられます。

最初から規格型住宅として販売しているのなら問題ないのですが、あたかも自由設計の注文住宅のように販売している業者も中にはいます。

施主の希望を聞いて営業マンが間取りを考えてきたような提案をしてくるメーカーもあり、実際に契約するまで規格型住宅と知らなかったいうケースもあります。

規格住宅なのか、それとも自由設計の注文住宅なのか最初にはっきり聞いておくことが重要です。

構造以外の部材もチェックする

ローコスト住宅は、あらゆる部材においてコストカットをしています。構造は木材は使っていても住宅部材については、性能が低いものを使っている可能性も否定できません。

ですので、構造ばかりではなく、使用している住宅部材についても詳しく調べておくことが必要です。例えば営業マンから、「当社の住宅の窓は、すべて樹脂サッシなので大手ハウスメーカーにも引けを取りません」と言われたとします。

しかしこの樹脂サッシは大手メーカーで一昔前に使用されており、現在では複層Low-Eガラスが採用されています。

このように、最新のトレンドを理解しておかないとメーカーに言いなりになってしまいます。これは窓サッシに限ったことではなく、家の外壁材や屋根材、さらには断熱材など全ての部材についても同じことがいえます。

ローコスト住宅を建てる際は、最新のトレンドがどうなっているのかチェックしておきましょう。

ハウスメーカーによって得意分野が異なる

ローコスト住宅といってもハウスメーカーによって特徴が異なります。高気密高断熱を売りにしている業者もあれば、地震に強い家や健康住宅、さらには太陽光発電システムで光熱費ゼロを売りにしている業者もいます。

このように業者によって得意分野が違いますので、なるべく多くのハウスメーカーから話を聞くようにしてください。

理由は依頼したいローコスト住宅のハウスメーカーが決まったときに、「以前話を聞いた○○さんは、こういうコンセプトの家だったけど、こちらでもできますか?」と相談することができるからです。

建築費用が多少アップするかもしれませんが、どうしても取り入れたい部分があるのなら相談する価値はあると思います。

例えば、使用する断熱材を変更してもらって、トータルの費用がプラス50万円程度ですむのであれば、検討する価値があるのではないでしょうか。

大工や職人もチェックする

先ほど人件費を削っていると解説しましたが、場合によっては経験の浅い若い職人さんを多く使っていることもあります。現場が若い職人さんばかりというのは、どうしても不安になってしまいます。

理想としてはベテラン・中堅・若手が上手く配分されているのが望ましいです。現場の責任者が20代半だったらどう思いますか?どうしても不安になってしまいます。

昨年末、自宅のすぐ目の前に新築が建ちましたが、地元で有名なローコスト住宅メーカーでした。

建築現場をチェックすると、職人さんたちが休憩中大声で騒いでいたり、タバコの吸殻を平気で道路脇の溝に捨てたり、足場業者なんて暴走族が乗るような音がうるさいバイクに乗って現場に来る人もいました。

これから長いご近所付き合いが始まります。印象が悪くならないように口コミなどをチェックしてください。

メンテナンスやアフター保証の注意点

ローコスト住宅を建てる際に気になるのは、メンテナンスやアフター保証ではないでしょうか。家は建てて終わりではありません。戸建て住宅は建ててからが、メーカーとの本当の付き合いが始まります。

アフター保証期間が10年間だとしても、そのメーカーが地域から撤退してしまったら、保証を受けることが難しくなります。なにか問題があったときに工事担当の人が来るまでに3日から5日経ってしまうこともあります。

規模が小さいハウスメーカーであれば、最悪倒産なんてケースも考えておかなければなりません。

さまざまな不安があるなかで、どのようなメンテナンスやアフター保証をしてくれるのかは、しっかりと確認しておく必要があります。

大手のハウスメーカーの話も聞く

積水ハウスや大和ハウスなどの大手ハウスメーカーが入っている住宅展示場にも足を運び、見学ついでに営業マンと話をしてみてください。彼らはその地域にあるライバル会社のことをよく勉強しています。

ですので、その地域で人気のローコスト住宅の悪い部分もよく知っています。

いくらライバル会社だとしても、ウソやデタラメなことを言うことはありませんので、ネットなどで検索した口コミよりも信憑性のある話しを聞くことができます。

ただし、ローコスト住宅の営業マンに「○○のNさんって営業の人がこんなことを言ってましたよ」と告げ口するのは止めておきましょう。

ギリギリの予算を組まないこと

ローコスト住宅を建てる場合はギリギリの予算を組まないことです。住宅ローン融資が2,500万円までだったとして、土地代に1,000万使ったら残りは1,500万円です。

そこから外溝工事や諸費用まで考えると、建物の費用として使えるお金は1,200万円が限界です。

だとしたら、建築費が1,190万円で請負契約を交わすというのはリスクが高すぎます。どんなに高くても予算の90%で建築費を抑えるようにしてください。1,200万円だったら1,080万円が建築費だと考えておきましょう。

ローコスト住宅は思いがけない出費が発生することが多いので、何かあったときのために建築費を10%残して、気持ちに余裕をもつようにしましょう。

ローコスト住宅まとめ

ローコスト住宅の特徴をひとことで表現するなら、大々的に表示されている坪単価だけでは建てることができないという点です。

どんなに余計な部分を省いても必ずオプションの追加料金が発生することになり、最終的には表示されている坪単価にプラス10万円くらいの価格になってしまいます。

ハウスメーカーのホームページをみると、とても良い家のように書かれていますが、やはり大手ハウスメーカーの坪単価60万や70万円という家には敵わない部分が多数見受けられます。

どこかしら、必ず大手ハウスメーカーよりも劣っている部分が存在しているものです。その部分をいち早く見極め、それを納得した上でローコスト住宅を選ぶのであれば問題ありませんし、きっと満足できるマイホーム作りが出来ることでしょう。

ただ、それを理解せずに建ててしまったら、後になって知ったときに「騙された」とか「なんで言ってくれなかったんだ」という悪いイメージばかりが大きくなってしまいます。

そういった理由が、ローコスト住宅の悪評をネットで多く目にすることにも繋がっているんだと思います。

劣っている部分を知った上で建てるのと、後になって知るのでは印象が180度違ってきます。ですので魅力を感じるローコスト住宅会社に巡りあえたら、とにかく徹底的にそのローコスト住宅会社のことを自分なりに調べて勉強することを強くおすすめします。

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平屋住宅を建てたい場合
                 

タウンライフ(平屋)

平屋住宅は階段が無いので、小さいお子さんや高齢者がいる家庭でも安心です。建物自体の高さが低く構造的に丈夫なので、地震などの自然災害にも強いです。

LDKや水回りなどの生活スペースが1つのフロアで完結しているので、掃除や洗濯などの家事の負担も軽減でき、家族のコミュニケーションもとりやすいでしょう。

また生活空間がコンパクトにまとまるため、冷暖房の効率が良くなります。高気密・高断熱で、年間を通して過ごしやすい住まいになります。

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