家の解体費用の相場価格と解体業者の選び方

家の解体費用の相場価格と解体業者の選び方

建替えなどによる注文住宅を考えているのであれば、絶対に避けては通れないのが旧家屋の解体工事です。

多くの人が建替えを依頼する建設業者に同時依頼し、見積書の中に「解体費用」として計上されています。ですが、この解体工事のことを詳しく知ることで、かなりの金額を抑えることができます。

家の解体は人生で一度経験すれば良いほうです。そのため、解体に関しては多くの人がまったく相場すらわかっていないのが現状です。こちらが200万円といえば、それを信じてしまう人がすごく多いということです。

今回は、注文住宅づくりにおける旧家屋の解体費用相場や、解体業者の選び方、解体する際に損をしないための情報をお伝えします。「家づくりの費用を少しでも抑えたい!」という人はぜひ参考にして下さい。

【目次】家の解体費用の相場価格と解体業者の選び方
  1. 構造別にみる解体費用の相場
    1. 解体費用の内訳
  2. 解体費用の決め方と業者の選び方
    1. 業者は「見積書」で見極める
    2. 安くするコツは見積もりの比較
  3. 解体工事まとめ

構造別にみる解体費用の相場

解体費用は家の構造によって異なります。あくまでも相場にすぎませんが、一般的な戸建て住宅の解体相場は、以下の金額くらいを考えておきましょう。

  • 木造住宅 坪単価2.7万円~5.5万円
  • 鉄骨住宅 坪単価3.0万円~6.0万円
  • RC住宅 坪単価3.8万円~7.0万円

※建物の延床面積が広ければ単価は下がり、述床面積が狭ければ単価はあがります。

この坪単価に解体する家の延床面積を掛けます。

【例】
延床35坪×解体坪単価3万円=105万円
税込み1,134,000円

ただし、この金額はあくまでも建物の解体費用です。それに付帯費用が発生しますので、プラス2割増しくらいの料金を考えておくのが無難です。そうなると、この物件であれば、全て込みで130万円~150万円くらいになってしまいます。

家を建てるときのハウスメーカーも、坪単価は基本的に家を建てる金額ですよね。それに外溝工事や諸経費などで、建築費の2割増しくらいになってしまいます。解体の場合もそれと同じです。あくまでも家を解体する費用(標準工事)と、それ以外に発生する別途費用が何かと掛かります。

解体費用の内訳

解体費用の坪単価に含まれている工事内容は基本的に次の4つです。

  • 建物解体費用
  • 足場・養生費用
  • 重機レンタル費用
  • 警備員

標準工事に含まれていない項目としては以下の項目が挙げられます。

  • 樹木の伐採費用
  • 浄化槽撤去
  • カーポート撤去
  • ブロック塀撤去

この他に、家までの道路状況によって別途費用がかかる場合があります。

重機や、瓦礫を運ぶトラックが問題なく入れるなら良いのですが、道幅が狭くて重機やトラックが入らないような場所であれば、手作業で解体やトラックまでの運搬をしなければならず、解体費用はいっきい跳ね上がります。何にしても人件費というのがやはり一番高額です。

解体費用の決め方と業者の選び方

解体費用は上でも解説したように、坪単価での算出方法が一般的です。ただ、同じ業者でも物件により坪単価が異なります。

同じ業者に同じ築年数で、広さも同じくらいの古家の解体工事を依頼しても、A邸は100万円、B邸は150万円というように金額が大きく異なる場合があります。

この解体費用が異なる理由は、同じ築40年で35坪の家でも構造や立地が異なるからです。木造住宅と鉄骨住宅、家につづく道が狭い家と大きな道路沿いにある家、地中に浄化槽が入ってる家もそのぶん解体費は高額になります。

それぞれ家の状況は違いますので、ただ口頭で「35坪くらいある木造住宅の解体費用っていくらくらいですか?」と尋ねたとしても、「100万円前後が平均ですかね」という曖昧な回答しかできません。

そうなると、「解体費はおおよそ100万円くらいで大丈夫」と思っていても、実際に見積りを出してもらったら130万円や180万円になったりすることもあります。予想していた金額より増えてしまったら、建て替えするにしても予算オーバーした金額を注文住宅のどこかを削ることになるかもしれません。

このように、解体費用がいくらになるのかを明確に把握しておかないと、建て替えの計画そのものが崩れてしまうことにもなるので、なるべく早い段階で正確な見積りを出してもらうようにしましょう。

業者は「見積書」で見極める

だいたいの相場と費用内訳がわかったところで、次にぶつかるのは解体業者の選び方です。おおよそ自分で見積もりの予想を立てたのにもかかわらず、見当違いの価格を出してきた場合には注意が必要です。

もちろん、その料金になった理由が明確であったり、しっかりと説明してくれる業者ならば問題ありませんが、なかには法外な見積額を提示してくる悪質な業者もいます。

そこで、誰でも簡単にできる解体業者の良し悪しを見極める方法をお伝えします。それは、解体業者が出した見積書をよく見ることです。

下に例を書きましたので、「良い見積書」と「悪い見積書」の違いを見てみましょう。

良い見積書の見本

工事内容 単価 数量 金額
仮設工事 500円/㎡ 80 4万円
重機運搬費 30,000円/台 1 3万円
内装解体 5,000円/坪 40 20万円
屋根解体 3,000円/坪 40 12万円
重機解体 3,000円/坪 40 12万円
廃棄物処理費 50,000円/台 3 15万円
樹木伐採 20,000円/本 2 4万円
人件費 12,000円/日 3人×5日 18万円
諸経費 10,000円/式 1 1万円
89万円
坪単価 22,250円

悪い見積書の見本

工事内容 単価 数量 金額
仮設工事 1,000円/㎡ 100 10万円
解体工事費 30,000円/坪 30 90万円
付帯費一式 40万円 1 40万円
諸経費 10万円/式 1 10万円
150万円

見積書の内容は解体業者によって千差万別です。ですが、見積書をみればその業者の仕事振りがよくわかります。おおざっぱな見積り書しか出してくれない会社はそれなりだということです。仕事が丁寧な業者は、見積りもきっちり丁寧に書かれています。

見積書をみてもあまり聞き覚えのない言葉が並んでいることが多いですが、ネットで調べればそれがどんな工事内容なのかわかるはずです。

安くするコツは見積もりの比較

解体費用は、業者によって費用が大きく異なるので、費用を安く抑えるためには見積もりの比較がとても重要です。

しかし解体業者は地元密着型の業者が多く、自分でタウンページなどで探さなければいけないため、難しいし面倒です。インターネットで探すこともできますが、そこで見つけた業者が優良業者なのかは判断がつきません。

そこでぜひ利用してもらいたいのが、解体業者の見積もりを比較できる、優良企業のみを集めた一括見積もりサイト「解体無料見積ガイド」です。

利用者の9割以上が安くなったと評判も良く、状況にもよりますが、最短で依頼をしてすぐに訪問査定をしてくれますので、時間がないという人にもおすすめです。

複数社の見積もりを比較するだけでなく、おおよその相場を把握することもできるので、少しでも解体費用を抑えたい人はぜひ利用してみて下さい。

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解体工事まとめ

ここまで解体費用の話をしてきましたが理解頂けましたでしょうか?解体費用は本当に不透明な部分が多い工事なので悪い業者も珍しくありません。

建て替え業者にまかせずに、自分で解体業者を探した方が割安になると言われていますが、建て替えの場合は業者に解体まで依頼した方が安心だと思います。

ただしあまりにも高額な解体費用を打診された場合は、自分で他の解体業者から見積りを取ってみるようにしましょう。

それで建て替え業者とあまりにもかけ離れた金額だった場合には、その見積書をみせて再度建て替え業者に相談すれば、だいたいは安い方の見積りに合わせてくれたりします。

ただ何度も言っているように、解体は坪単価も標準工事の内容もバラバラなので、一概に金額だけで安易に比較しないようにしてください。どちらからも詳しい工事内訳が書かれている見積書を出してもらい、個別に単価などを見比べてみてください。

解体費は上手く交渉すれば大きく値引きが期待できる部分なので、業者側のいいなりにならずに自分でも解体に関する知識を少しでもみにつけておくことが重要になります。

参照サイト

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