ハウスメーカーの注文住宅展示場でのチェックポイント

ハウスメーカーの注文住宅展示場でのチェックポイント

ハウスメーカーを選ぶとき、住宅展示場に行って決める人も多いです。実際のところ、住宅展示場に行かずに注文住宅を建てる人は、ほぼいないと思います。

ですが、この住宅展示場をどのようなスタンスで、どう見に行くかが、その後の注文住宅づくりに影響することもあります

そこで今回は、住宅展示場を見学してまわるときのポイントを解説します。

ただ住宅展示場の見学は家作りの第一歩といえますので、あまり難しく考える必要はありません。軽い気持ちで見学に行くくらいでちょうど良いと思います。

展示場見学に行く前から、「A社の構造はこうで」とか、「B社の住宅性能はこうだ」、というように勉強していく必要はありません。

住宅展示場のチェックポイント

住宅展示場を見学する場合のポイントは以下になります。

  • 見ておきたいハウスメーカーを事前に決めておく
  • 個人情報は書かなくてもOK
  • 最初に間取り図をもらう(要点を書きこむため)
  • オプション仕様と標準仕様について
  • 営業マンのレベルと相性
  • そのハウスメーカーの強み(得意分野)を知る(セールスポイント)

見ておきたいハウスメーカーを事前に決めておく

住宅展示場を訪れる前に、見ておきたいハウスメーカーの展示場をピックアップしておきましょう。

住宅展示場巡りというのは、皆さんが思っている以上に時間がかかりますし、歩き回ると思うのでかなり疲れます。

ひとつの展示場に、6社~10社くらいのハウスメーカーがモデルハウスを出展していますが、ざっくりと「1社20分だったら、6社みてまわっても120分(2時間)くらいだから大丈夫だろう」という考えは、ちょっと甘いかもしれません。

「家の中を見学したいだけ」なら120分でもいけますが、しっかりと検討したい人だとしたら、ハウスメーカーの特徴を何も知ることができずに終わってしまいます。

ちゃんとハウスメーカーを精査しようと思ったら、最低でも1社40分~60分くらいの時間配分を考えておきましょう。

詳しく話を聞く場合、「2時間がアッという間に過ぎてしまった」ということもあります。そうなると、一日にまわれる展示場の数は多くて3社程度になります。

注文住宅のことを何も知らずに展示場巡りをする人は、工法が違うハウスメーカー3社を見て回りましょう。

木造住宅、木造壁式(パネル)住宅、軽量鉄骨の3社。もしくは、セキスイハイムのユニット工法をプラスしておけば、一通りの工法を知ることができると思います。

もちろん、「自分達は木造住宅で建てると決めている」ということであれば、わざわざ違った工法のモデルハウスを見学してまわる必要はありません。

個人情報は書かなくてもOK

住宅展示場を見てまわると、アンケートと称して名前、住所、電話番号などの個人情報を記入するようお願いされます。

このアンケートは、後に営業マンが営業活動をするためのものなのですが、名前や住所を書けば、後日、自宅へ営業しにくる場合があります。

この営業活動を嫌って、住宅展示場やモデルハウスには行きたくないという人も多いみたいですが、アンケートは絶対記入しなければならないというわけではありません。

アンケートに記入したくない場合は、「すみません、今日は見学に来ただけなので」と言って断ってもまったく問題ありません。ただ、担当してくれる営業さんのモチベーションは相当下がってしまうのは事実です。

管理人もハウスメーカーの営業マンをしてましたが、2~3時間も展示場に待機していて、お客さんにそう言われると、かなりがっかりしていました。

ですので、少しでもそのハウスメーカーに興味をもったのであれば、なるべくアンケート等には協力してあげてください。

どうしても営業に来られるのが嫌だったら、「自宅への営業は控えてください。何かあればこちらの連絡先にお願いします」と、ひとこと言っておけばモチベーションは下がらずに対応してくれると思います。

最初に間取り図をもらう

住宅展示場へ入ったら、まず展示場の間取り図をもらいましょう。ほとんどのハウスメーカーが、展示場の間取り図を用意しています。

そして、もらった間取り図に、聞いた話をメモするようにしてください。自分のメモ帳に加筆すると、どの情報がどのハウスメーカーのだったかわからなくなるので、メモ帳を持参する必要はありません。

よって、持参する持ち物は、

  • 筆記具
  • デジカメ
  • メジャー

この3つくらいで大丈夫です。

モデルルームに入ってすぐ、スマホなどでパシャパシャ写真を撮る行為は、営業マン側からしたらあまり良い気がしません。デジカメ等で写真や動画を撮影するときは、営業マンに許可をもらってからにしましょう。

オプション仕様と標準仕様について

ほとんどのハウスメーカーは、展示場をフルオプション仕様で豪華に作っています。ですので、見学した展示場と同じ家が建つと思わないよう注意して下さい。

一条工務店のように、展示場が標準仕様というハウスメーカーもありますが、8割から9割のハウスメーカーが、オプションフル装備の展示場だと思っていいでしょう。

担当の営業マンに聞けば、どこまでが標準仕様で、どの部分がオプションなのかを教えてくれます。こういった情報も、間取り図に「標準」「OP(オプション)」など、メモを
残しておきましょう。

床材、天井の高さ、窓サッシなど、ほとんどがオプション品という展示場もあるので、自分で判断しないよう注意しましょう。

営業マンのレベルと相性

最初に接客してくれた営業マンが、その後もずっと担当となります。ですので、最初の時点で、営業マンとの相性やレベルを見極めなければなりません。

最初から予算の話ばかりしたり、他社の悪口を言ってくるような営業マンはアウトだと思います。もし家は気に入ったけど、営業マンとの相性が良くないと感じたら、早い段階で担当を変更してもらいましょう。

相性に関しては、人それぞれなのでアドバイスが難しいですが、第一印象のイメージが悪かった人は、そのあとイメージが良くなることはほとんどないので、言えるとしたら第一印象が一番正確だと思います。

そのハウスメーカーの強み(得意分野)を知る

各ハウスメーカーには、自社のアピールポイントがあるはずです。「高気密・高断熱性が良い」、「価格がリーズナブル」、「シロアリ対策が他社より優れている」などです。
営業マンの多くが、はじめて展示場に来場してくれたお客さんに、まず自社の一番のセールスポイントを話すと思いますので、家の中をただ見て周るだけでなく、営業マンの話もしっかり聞くようにしてください。

インターネットなどで、事前にそのハウスメーカーの特徴を調べておいて、そのことについて詳しく説明してもらうのもアリです。

営業マンにしてみれば、購入希望者に自社の商品を売り込むチャンスなので、絶対にインパクトがある話をしてくるはずです。そこで、そのハウスメーカーがどんな部分に力を入れているのかが良くわかるでしょう。

まとめ

住宅展示場は、木材や構造を知ることも大事ですが、それよりも各ハウスメーカーの特徴、営業マンとの相性やレベルを探ることの方が大事だと思います。

家の構造については、後日建築現場を見せてくれたりしますし、具体的な見積りや間取りの話は、初回訪問時でなくてもできます。

間取りの話をしたい気持ちもわかりますが、「間取りは、1階にLDKと和室、2階に主寝室と子供部屋2つ」くらいの、大雑把な内容だけ伝えておけばいいでしょう。後日営業さんが、その希望にあった間取りを作ってきてくれます。

住宅展示場に行った価値を見出すのは、自分の向き合い方次第です。注文住宅づくりを円滑に進めるためにも、住宅展示場巡りを有意義なものにしていきましょう。

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