2階リビングの間取りとメリットデメリットまとめ

2階リビングの住み心地は?間取りから見るメリットデメリット

開放感があって眺望の良い2階リビングを検討している人向けに、実際の間取りとメリットデメリットを解説します。

2階をリビングにするメリットには、天井が高く開放感のある空間になるなどがありますが、高齢になると階段の昇り降りが大変になるなどのデメリットがあります。

検討している人はメリットデメリットをしっかり比較した上で、間取りを決めることをおすすめします。

2階リビングの間取り例

2階リビングは単純に1階と2階の間取りを入れ替えれば良いというものではありません。生活導線的の問題もありますし、家の構造的な問題も絡んできます。

また2階リビングのメリット部分にばかり気を取られ、1階の居室がデメリットだらけの造りになってしまうことも珍しくありません。2階リビングの家を希望するのであれば、建築経験な豊富なハウスメーカーを選ぶようにしましょう。

そこで今回は間取り例だけでなく、2階リビングの家を建てるのにおすすめのハウスメーカーも紹介するので、ぜひ参考にしていて頂ければと思います。

セキスイハイム

オール電化や太陽光発電システムに注目が集まり、あまり知られていませんがセキスイハイムは昔から2階リビングの家づくりに積極的に取り組んでいるハウスメーカーの1つです。

屋根がないボックスタイプの家を得意としており、屋上やテラスがある家を得意としています。2階リビングにすることで、屋上やテラスをより効率的に使用できます。

商品名:パルフェ

  • 1階床面積:129.11㎡(39.0坪)
  • 2階床面積:104.50㎡(31.6坪)
  • 延床面積:233.61㎡(70.6坪)
  • 家族構成:4人家族(母親・夫婦・子ども1人)

家の裏手側に海があり、その立地を最大限いかすために考えたのが2階リビング。リビングからみえるこの絶景は2階リビングでないと実現できません。

セキスイハイム建築実例「2階リビングから瀬戸内海を一望する家」

セキスイハイム建築実例「2階リビングから瀬戸内海を一望する家」

セキスイハイム建築実例「2階リビングから瀬戸内海を一望する家」

出典:https://www.sekisuiheim.com/case/c101/

商品名:パルフェSE

  • 1階床面積:56.10㎡(16.9坪)
  • 2階床面積:44.98㎡(13.6坪)
  • 延床面積:101.08㎡(30.5坪)
  • 家族構成:2人家族(夫婦)

1階で書道教室をされています。まだお子さんもいなくて夫婦2人だけなので、子どもが生まれてから1階の利用法をゆっくり考えることもできます。

セキスイハイム中国四国株式会社「建築実例」

セキスイハイム中国四国株式会社「建築実例」

セキスイハイム中国四国株式会社「建築実例」

出典:https://www.816c.jp/p_residents/ehime02/

ダイワハウス

ホームページを見てもダイワハウスが2階リビングの家づくりにチカラを入れていることが良くわかります。特に2階リビングとバルコニーをバリアフリーで一体化した間取りが人気で、リビングを広く見せることができると好評です。

商品名:xevoΣ(ジーヴォシグマ)

  • 1階床面積:125.89㎡(38.0坪)
  • 2階床面積:107.40㎡(32.5坪)
  • 延床面積:233.29㎡(70.5坪)
  • 家族構成:4人家族(母親・夫婦・子ども1人)

目を引くのは2階リビングから直に出ることができる広いバルコニーでしょう。そのバルコニーを最大限いかすため、リビングには大開口の窓を設置してありますが、これも構造部分がしっかりしているxevoΣ(ジーヴォシグマ)だからできることです。

ダイワハウス「建築実例」

ダイワハウス「建築実例」

ダイワハウス「建築実例」

ダイワハウス「建築実例」

出典:https://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/visit/vol107/index.html

商品名:xevoΣ(ジーヴォシグマ)

  • 1階床面積:52.66㎡(15.9坪)
  • 2階床面積:47.67㎡(14.4坪)
  • 延床面積:100.33㎡(30.3坪)
  • 家族構成:3人家族(夫婦・子ども1人)

全体的に30坪ほどの決して大きな家ではありませんが、2階リビングから直接バルコニーに出られるようになっており、とても開放感がある間取りになっています。

ダイワハウス建築実例「リビングから青空のバルコニーが広がる家」

ダイワハウス建築実例「リビングから青空のバルコニーが広がる家」

ダイワハウス建築実例「リビングから青空のバルコニーが広がる家」

出典:https://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/visit/vol173/index.html

トヨタホーム

トヨタホームの家は「鉄骨ラーメン構造」と「鉄骨軸組構造」の2種類があり、とくに高層マンションにも採用されている鉄骨ラーメン構造の家は、敷地が狭い都心の狭小住宅でも人気が高い商品です。

狭小住宅では3階建て住宅はもちろん2階リビングの家も多く、実績のあるトヨタホームは2階リビングの家を建てるのであれば、チェックしておくことをおすすめします。

商品名:エスパシオEF

  • 1階床面積:48.16㎡(14.5坪)
  • 2階床面積:48.16㎡(14.5坪)
  • 屋上面積:5.06㎡
  • 延床面積:101.38㎡(30.6坪)
  • 家族構成:3人家族(夫婦・子ども1人)

こちらの家族は「耐震性が強い家」「開放感がある家」を希望していたので、どちらの要望にも応えることができるトヨタホームで2階リビングの家を建てられています。

トヨタホーム「お住まい実例」

トヨタホーム「お住まい実例」

トヨタホーム「お住まい実例」

出典:http://www.toyotahome.co.jp/chumon/jiturei/example162/

商品名:エスパシオEF

  • 1階床面積:53.25㎡(16.1坪)
  • 2階床面積:49.75㎡(15.0坪)
  • 延床面積:103.00㎡(31.1坪)
  • 家族構成:2人家族(ご夫婦)

本来は3階建ての家を希望されていたようですが、隣近所に配慮し2階建てプラス屋上がある家になっています。

トヨタホーム「お住まい実例」

トヨタホーム「お住まい実例」

トヨタホーム「お住まい実例」

出典:http://www.toyotahome.co.jp/chumon/jiturei/example53/

パナソニックホームズ

パナソニックホームズでは近年「リビングボックス」という家が注目されています。これは家一軒まるごとリビングという考えかたで、空間の間仕切りを極力なくしています。

間取りの提案力には以前から評判の高いパナソニックホームズですので、当然2階リビングの家も多く手がけています。独自性の強い提案力で、常識にとらわれない2階リビングの家を提案してくれると思います。

商品名:カサート

  • 1階床面積:65.43㎡(19.8坪)
  • 2階床面積:69.31㎡(20.96坪)
  • 延床面積:134.74㎡(40.75坪)
  • 家族構成:3人家族(夫婦・子ども1人)

とても立地がよく日あたりの良い土地だったので、それを最大限いかすために2階リビングを希望されたようです。白っぽい床材も明るいリビングにぴったりです。

パナソニックホームズ「実例紹介」

パナソニックホームズ「実例紹介」

パナソニックホームズ「実例紹介」

出典:https://homes.panasonic.com/common/case/178/

商品名:カサート

  • 1階床面積:71.43㎡(21.60坪)
  • 2階床面積:67.50㎡(20.41坪)
  • 延床面積:138.91㎡(42.01坪)
  • 家族構成:4人家族(夫婦・子ども2人)

ちょっと独特のフォルムの家ですが、1階にプライベートルームを配置し、2階にLDKや水まわりを設置したことで、いつも明るい日差しがあふれるくらしが満喫できています。とご主人も満足の注文住宅に仕上がっています。

パナソニックホームズ「実例紹介」

パナソニックホームズ「実例紹介」

パナソニックホームズ「実例紹介」

出典:https://homes.panasonic.com/common/case/136/ 

リビングを2階にする際のメリットデメリット

メリット

  • 天井が高く開放感のリビング
  • 日当たりが良い
  • 眺望が良い
  • 耐震性の高い家になる
  • バルコニーやテラスとの相性が良い

天井が高く開放感のリビング

2階リビングにすると上に部屋がないので、天井を高くすることができ、開放感のあるリビングになります。

1階リビングであれば2m60cm~2m70cmくらいの天井高しか確保できませんが、2階リビングであれば3mを超える天井高にすることも簡単にできます。

もちろん1階リビングでも吹き抜けを作ることで天井高を確保することはできますが、そうなると2階部分の床面積を削ることにもなるので、天井高のあるリビングは2階リビングのほうが向いています。

天井が高く開放感のリビング

出典:http://www.shuei-co.com/works/works24.html

日当たりが良い

1階より2階のほうが日光を多く採り入れることができ、日光の差す時間帯も長くなるので、自然と明るいリビングを実現できます。

また2階リビングだと上に部屋がないので、トップライト(天窓)を設けることもできます。

日当たりが良い

出典:http://www.stephouse.jp/company/view/29/example_detail/1905/

眺望が良い

2階リビングを希望する家の多くは、景観のよい立地にあることです。せっかくの絶景を堪能するには1階リビングよりも、2階のほうが良いです。

例え住宅街であっても、2階リビングにしておくことで、花火大会をリビングに居ながら楽しむことができるなど、景観に対するメリットはかなり大きいと思います。

眺望が良い

出典:http://www.hjsea.com/portfolio/

耐震性の高い家になる

最近の戸建て住宅の傾向は、LDKを広くし、大きな開口を設けることです。そのためどうしても1階部分の柱の数が減ってしまう傾向にあります。そうなると柱を太くして強度を高めるしかありません。

しかし2階リビングであれば、1階は子ども部屋や寝室になるので、間仕切りの数が多くなり、それに比例して柱の数も多くなります。柱や壁が多くなれば、それだけ耐震性能が高い家をつくることができます。

バルコニーやテラスとの相性が良い

大きなバルコニーを作る家も少なくありませんが、どうしても1階にLDKだと、わざわざ2階のバルコニーまで移動する機会が減ってしまいます。しかし2階バルコニーにしておけば、リビングからそのままバルコニーやテラスに出ることができます。

こうした理由から、2階リビングの家ではLDKから直接出られるバルコニーやテラスをつくる家が多くあります。

バルコニー

出典:https://www.sumailab.net/hearthome/work_photo/2569/66480/4/

デメリット

  • 将来階段の昇り降りが大変になる
  • 子どもに目が届きづらい
  • 来客の対応が面倒
  • 買い物や荷物を2階まで運ぶ
  • 売却しづらい

将来階段の昇り降りが大変になる

この記事の冒頭で「20代や30代の若い世代で2階リビングが人気」と書きましたが、その理由が階段の昇り降りにあります。どうしても高齢になってくると日常的に階段を昇り降りするだけでもツラくなり、決して住み心地の良い家とは言えなくなります。

2階リビングにすることで、1階と2階の階段の昇り降りは圧倒的に増えてしまい、カラダへの負担も大きくなります。実際高齢の方は平屋住宅を好む傾向が強く、これもやはり階段の昇り降りが原因です。

若いうちは2階リビングも苦になりませんが、60代や70代まで住み続ける考えであるなら、それだけで2階リビングにするのは良く検討する必要があると思います。

子どもに目が届きづらい

2階リビングの家の多くが、1階に子ども部屋をつくります。そうなるといつ子どもが学校から帰宅し、いつ外出したのかも把握するのが難しくなります。

とくに中高生のように、年頃の子どもがいる家庭では、家族間のコミュニケーションが減る可能性もあるので、各部屋の配置やプランニングをしっかり検討しなければなりません。

対策としては玄関上部を吹き抜けにするなど、なるべく人の気配を感じやすい間取りにしておくとよいでしょう。

来客の対応が面倒

2階リビングだと当然家事や炊事も2階ですることになります。そんなとき宅配便などで、いちいち1階まで降りていき対応しなければならず、これが意外に面倒だという声を多く聞きます。

またちょっとした来客でも、リビングで対応するには1階を通り、わざわざ2階まであがってもらう必要があります。こうした来客時の対応についても、よく検討して2階リビングの間取りを考えていきましょう。

対策としては宅配ポストを設置したり、玄関付近に来客対応できるスペースを設けておくと良いでしょう。

買い物や荷物を2階まで運ぶ

意外に盲点となりやすいのが、毎日の買い物です。買い物してきた多くの荷物を持って毎回2階まで上ってこなければなりません。

最近はインターネットなどで、ビールやジュースをケース買いしたり、お米を買ったりする家が多いですが、その場合も毎回重たいビールを1ケース抱えながら狭い階段を2階まで上ってこなければなりません。

若いうちはそれでも良いのかもしれませんが、これが40代50代となれば苦痛になりますし、60代70代となれば、自力で持って階段を上ることさえままならなくなりますし、バランスを崩して転等する危険もあります。

階段

出典:https://www.photo-ac.com/main/

対策としては階段をすべりにくい床材にしたり、幅をなるべく広くしておくことで、荷物が運びやすくなります。

売却しづらい

2階リビングの家は人気ですが、やはり40代や50代以上の世帯にとっては、将来的な階段の昇り降りに不安を抱くはずです。そうなると将来家を売ることになったとき、どうしても購入者層が若い世代に限定されてしまい、売却しにくい家になってしまいます。

まとめ

天井が高く開放感のリビングが人気なので、2階リビングの家を希望する人が増えています。開放感があり眺望が良く、テラスとの相性が良い2階リビングの家は人気です。

しかし、その反面2階リビングにすることで発生するデメリットが数多くあることも理解しておかなければなりません。

2階リビングしたことでどんなデメリットがあるのか、それを理解したうえで2階リビングにするかどうかを検討するようにしましょう。

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